1月11日(日)~12日(月)にはお亀岩避難小屋まで行きながら装備不足と悪天候のため三嶺まで行けませんでした。2月11日(水)は白髪山登山口から三嶺往復しましたが、お亀岩避難小屋に寄ることはできませんでした。
どちらも自分にとっては不完全な三嶺で、お亀岩避難小屋と三嶺の両方に寄りたいと、3月21日(土)朝4時50分に自宅を出発しました。
光石登山口に着いたのは6時20分でしたが、駐車場には1台のバイクが駐まっているだけで,他の車はなく、今日のお亀岩避難小屋はすいている様子でした。
駐車場の様子からすると稜線付近の雪は少ないだろうと予測し、軽アイゼンのみ持参し、スノーシューやわかんじき、12本爪アイゼンなどは車に置いていきました。
今回のコースは、1日目はさおりヶ原経由で三嶺に登り、縦走路を歩いてお亀避難小屋で1泊、次の日はお亀岩避難小屋からカンカケ谷経由で光石登山口に帰るというものです。
6時55分に光石登山口を出発し、雪の少ないさおりヶ原を過ぎると、カヤハゲ(東熊山)付近から雪が増えてきました。だいたい40~50cm位の雪の積もったところと雪のないところが交互にあり、登りにくい状況でした。カヤハゲ直下の斜面です。
カヤハゲは2月に比べ雪の量が少なかったのに、雪が柔らかく、時々膝上まで雪に沈み込み、歩きにくいことこの上なかったです。
これは2月の写真です。
カヤハゲへの登りで、平成17年(2005年)9月の台風14号の大雨による稜線沿いの大崩落を見ることができました。
今日泊まるお亀岩避難小屋が遠くに見えます。真ん中付近の赤い屋根が避難小屋です。
9時45分カヤハゲ到着。2月に比べ雪はかなり少なく,残雪という状況です。カヤハゲから三嶺を望む写真です。
遠くに剣山(つるぎさん)1,955m(左)と次郎笈(じろうぎゅう)1,930m(右)が見えました。じろうぎゅうの方がかっこいいと思うのは自分だけでしょうか。
ここから三嶺への登りで結構雪の多い場所がありました。
登り始めて4時間15分で三嶺(標高1,894m)に着きました。
あいにくの曇り空でしたが、頂上はほとんど無風で、半袖でも寒くありませんでした。
西熊山方面への縦走路にも雪が残っています。
東方向をみれば三嶺頂上小屋とトイレが見えます。
午前11時30分三嶺を後にして西熊山経由でお亀岩避難小屋を目指します。
途中の雪は柔らかく、うっかり力を入れると雪を踏み抜いて膝上まで雪にむもぐりました。
2~3歩あるいてズボッと沈み、なかなかリズムが取れません。もしスノーシューやわかんじきを持ってきていてもはめたり外したりが煩わしく、結局付けないで歩く方が多かったと思います。
三嶺を振り返ります。この頃には天候も良くなり、青空が広がってきました。
西熊山への登りです。先人が歩いた跡をたどるのが一番沈まない方法です。
途中で見つけた雪の斜面にあいた丸い穴、まさかウサギの穴ではあるまいし...。
約2時間でお亀岩避難小屋が見えてきました。
あまりに雪に足を突っ込みすぎて膝をひねったため、今回天狗塚への往復は見合わせました。
お亀岩避難小屋前の雪、上から落ちてきた雪で1.5m位ありました。
午後4時から早めの夕食。今日は豪華にすき焼きでしたが、重いので焼き豆腐は持ってきませんでした。その代わり糸こんにゃくは持参しました(^_^;。
お亀岩避難小屋に泊まる一番の楽しみは薪ストーブを焚きながらの夕食。下から約2kgの薪を担ぎ上げました。
赤い炎を見つめていると,人類の祖先が焚き火を囲んで捕ってきた獣を食べているシーンを想像しました。
夜9時就寝。
翌朝もよく晴れていて氷も夜の低温で硬くしまっていました。
朝6時50分出発。小屋の前の雪の様子です。
小屋から約100m下の水場です。1月、2月は雪の下になっているので掘り起こすことが大変です。
約2時間で光石登山口にたどり着きましたが、途中あと5分で登山口、というところで、昨日はなかった崩落場所がありました。まだコロコロと石が落ちてきていて通過困難な場所でした。高巻きもできないため、やむを得ず斜面にステップを刻みながら通過しましたが、グループでの通過は難しそうでした。
今回のコースマップです。
どちらも自分にとっては不完全な三嶺で、お亀岩避難小屋と三嶺の両方に寄りたいと、3月21日(土)朝4時50分に自宅を出発しました。
光石登山口に着いたのは6時20分でしたが、駐車場には1台のバイクが駐まっているだけで,他の車はなく、今日のお亀岩避難小屋はすいている様子でした。
駐車場の様子からすると稜線付近の雪は少ないだろうと予測し、軽アイゼンのみ持参し、スノーシューやわかんじき、12本爪アイゼンなどは車に置いていきました。
今回のコースは、1日目はさおりヶ原経由で三嶺に登り、縦走路を歩いてお亀避難小屋で1泊、次の日はお亀岩避難小屋からカンカケ谷経由で光石登山口に帰るというものです。
6時55分に光石登山口を出発し、雪の少ないさおりヶ原を過ぎると、カヤハゲ(東熊山)付近から雪が増えてきました。だいたい40~50cm位の雪の積もったところと雪のないところが交互にあり、登りにくい状況でした。カヤハゲ直下の斜面です。
カヤハゲは2月に比べ雪の量が少なかったのに、雪が柔らかく、時々膝上まで雪に沈み込み、歩きにくいことこの上なかったです。
これは2月の写真です。
カヤハゲへの登りで、平成17年(2005年)9月の台風14号の大雨による稜線沿いの大崩落を見ることができました。
今日泊まるお亀岩避難小屋が遠くに見えます。真ん中付近の赤い屋根が避難小屋です。
9時45分カヤハゲ到着。2月に比べ雪はかなり少なく,残雪という状況です。カヤハゲから三嶺を望む写真です。
遠くに剣山(つるぎさん)1,955m(左)と次郎笈(じろうぎゅう)1,930m(右)が見えました。じろうぎゅうの方がかっこいいと思うのは自分だけでしょうか。
登り始めて4時間15分で三嶺(標高1,894m)に着きました。
あいにくの曇り空でしたが、頂上はほとんど無風で、半袖でも寒くありませんでした。
西熊山方面への縦走路にも雪が残っています。
東方向をみれば三嶺頂上小屋とトイレが見えます。
午前11時30分三嶺を後にして西熊山経由でお亀岩避難小屋を目指します。
途中の雪は柔らかく、うっかり力を入れると雪を踏み抜いて膝上まで雪にむもぐりました。
2~3歩あるいてズボッと沈み、なかなかリズムが取れません。もしスノーシューやわかんじきを持ってきていてもはめたり外したりが煩わしく、結局付けないで歩く方が多かったと思います。
三嶺を振り返ります。この頃には天候も良くなり、青空が広がってきました。
西熊山への登りです。先人が歩いた跡をたどるのが一番沈まない方法です。
途中で見つけた雪の斜面にあいた丸い穴、まさかウサギの穴ではあるまいし...。
約2時間でお亀岩避難小屋が見えてきました。
あまりに雪に足を突っ込みすぎて膝をひねったため、今回天狗塚への往復は見合わせました。
お亀岩避難小屋前の雪、上から落ちてきた雪で1.5m位ありました。
午後4時から早めの夕食。今日は豪華にすき焼きでしたが、重いので焼き豆腐は持ってきませんでした。その代わり糸こんにゃくは持参しました(^_^;。
お亀岩避難小屋に泊まる一番の楽しみは薪ストーブを焚きながらの夕食。下から約2kgの薪を担ぎ上げました。
赤い炎を見つめていると,人類の祖先が焚き火を囲んで捕ってきた獣を食べているシーンを想像しました。
夜9時就寝。
翌朝もよく晴れていて氷も夜の低温で硬くしまっていました。
朝6時50分出発。小屋の前の雪の様子です。
小屋から約100m下の水場です。1月、2月は雪の下になっているので掘り起こすことが大変です。
約2時間で光石登山口にたどり着きましたが、途中あと5分で登山口、というところで、昨日はなかった崩落場所がありました。まだコロコロと石が落ちてきていて通過困難な場所でした。高巻きもできないため、やむを得ず斜面にステップを刻みながら通過しましたが、グループでの通過は難しそうでした。
今回のコースマップです。
コースタイム
1日目 6:55光石登山口~7:55さおりヶ原~9:45カヤハゲ9:55~11:10三嶺11:30~13:30お亀避難小屋
2日目 06:50お亀避難小屋~(カンカケ谷経由)~08:03八丁ヒュッテ~08:30光石登山口
午前10時過ぎには高知市に無事着きました。
午前10時過ぎには高知市に無事着きました。
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